自作スリングライフルの安全設計について
スリングライフルの安全設計と聞いて何を想像されるでしょうか
安全装置でしょうか
もちろん安全装置もスリングライフルの安全性を向上させる一要素ではありますが、それだけでは充分ではありません
完全に安全なスリングライフルとは「コッキングされていないスリングライフル」以外あり得ませんがそれでは発射できないので除外して、
「マズルを標的に向けてトリガーを引くまで決して弾が発射されない」ものです
つまり暴発を起こさないものであり、暴発も「機関部の設計不良や破損によって発生するもの」と「落下の衝撃や物が引っかかったり無意識に指を動かしてしまったりなど、意図せずトリガーが動いて発生するもの」の2種類あります
更に希少な事例を付け加えるならば、「自動給弾搭載機で弾が装填された後にフックに弾受けが掛かる前にゴムから手を離してしまった」場合でしょうか
普通はゴムが引ききれないなら手を離さずに戻すと思うので中々レアケースですが、人によっては離してしまう可能性もあります
暴発以外の危険性としては、コッキング中〜コッキング後に破損して怪我をしてしまうことが考えられます
ヨークがへし折れたり腹にストック当ててのコッキング中にストックが折れたりなんかがそれですね
これらの危険に対して私の初期作品はほとんど考慮されておらず、特にT字ステーを加工したフック一体型トリガー搭載機は暴発の嵐でした
マズルローディングで更に棒を使って突きこんで装填していたためとんでもない危険度で、自室の天井には暴発によって空いた穴が多数あります
長年の開発経験によって現在の私のスリングライフルには様々な安全対策を盛り込んでありますが、新作Model27ブラッククイーンではどのような対策をとっているのかを今回紹介していきます
続きを読むペットボトルロケットランチャー制作記 その6
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25469143
動画を投稿して5日くらいぼんやりとペットボトルロケットのこととかゴムとか銃のこととかを考えていると、ペットボトルロケットランチャーを使った迫撃砲とか、銀玉鉄砲の機構ににた連発ロケットランチャー、そしてストレートブローバックオープンボルトのフルオートランチャーを思いつきました。なので一番簡単な迫撃砲から作りました。製作2日、改修1時間、クッソ簡単な作りです。
ペットボトルロケットランチャー制作記 その5
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25405679
とりあえず2個目の弾ができたので動画つくりました。
今のうちに作っとかないとスリングライフルの製作で忘れられる可能性が高いですからね。
前回ノズルにゴムチューブ3本をねじったものを取り付けて「ライフリングでござるwwwライフリングでござるwww」とかやってましたが、水入りを近距離の的に打ち込んだらゴムチューブが一本すっぽ抜けてしまいました。水が抜けてないうちに弾がとまって、噴射圧力が高くなりすぎたみたいです。せめて野外実験してから壊れて欲しかった……
しかたないのでなかったことに。
スリングショットとかの射撃競技を考える
現在競技用スリングライフルを製作中ですがスリングライフルでは「競技」というのが「30m先の的に10発撃ちグルーピングを競う」という物しかありませんでした。それでは少し物足りないので、スリングショットとかスリングライフルとかエアガンとか的を狙って物を飛ばす「投射装置」の中で何が1番的を素早く狙って当てられるのか、それを競える競技を考えてみました。
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